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捨てるに捨てられない つづき

その日は上野の美術館に母と出かけたので、帰りに
御徒町のダイヤモンド買い取りの店によることに
しました。ここはネットで調べて、誠実そうな印象だったので
決めたのですが、実際行くまでかなり不安ではありました。
だってねえ〜なんか素人が〜わずかなお金のためにですよ、
こんなことするなんて・・・ねえ・・・なんかこう
後ろめたい気分なわけですよ。しかも、貰った銀貨とか
「いちおう貴金属」なわけですから。
どっか〜んと派手な指輪とか、肩が凝りそうなネックレスとか
あればまだねえ〜

御徒町の駅を降り、店までの数分は「やっぱりやめようかね」
と引き返しそうになる雰囲気。
時折アジアの臭いもして、素人はだまされそうな、
何しに来たと白い目で見られそうな感じというのでしょうか。

その店に到着。「小売りはしておりません」の表示に
気圧され、一瞬くじけそうになるも、そこはちょっと長く生きてる
おばさん。グッとドアを押し開けました。二階へどうぞというので、
行ってみると、たぶん社長とおぼしき人と若い女性社員がいて
「どうぞ」と。

私:  あの、ダイヤではないんですが、いいですか?
女性: 貴金属の買い取りですね。どうぞ。

さっそく始まりました。
まずは、磁石に反応するかどうかをチェック。
不思議そうに見ていると、

女性: 磁石に反応する物は買い取りができないんです。

理科の実験で磁石で砂鉄とか、クリップとかをくっつけるの
やりましたでしょ。あれを思い出して、全部クリップみたいに
団子になってくっついたらどうしよ、と思ったりしてね。

くっついたのはいくつかあって、モンブランのシルバーの部品。
これは他に金属がはめ込んであるので、それに磁石が反応。
しょうがない。捨てる決心できたぞ。
それから すんごい昔に家人がネパールで、シルバーと
言われて買ってきてくれたチェーン。
これは貰った時に 「これは・・・いらないな」と
思った品で、でも悪いから捨てられずウン十年ほったらかして
おいた物。よし、これも処分できる。

それからルーペで刻印をしらべ、銀、14金、18金、プラチナ
に分け、メレダイヤがついている物はそれも調べ、
重さをはかり、計算して、書き付けていき
最後に残ったのは、
高額な値付けが期待できる貿易銀。
鑑定してくれる女性が、これを後回しにしたので、
期待が膨らむとはこのことですよ。

鑑定した物は「純度を調べます」ということで、別室へ。
戻って来て
「この銀貨は、90パーセントが銅です。銀も少し
 入っていますが、10パーセントですね。ですから
 買い取りができません。他の物は大丈夫でした」

なんかよくわからないな。日本政府が発行した銀貨だよね。
まあ、いいや。古銭として調べてみよっと。この人は
古銭に詳しくないのかもしれないしね。
とその時は思って、納得したふりして終了。

ほかにもプラチナと言われて買った小さ〜いピアスが
14金だったり、ダイヤモンドの貿易が盛んなオランダ
から買ってきてもらったピアス(シルバー)についてた
クズダイヤがほんとにクズだったり、汗かきながらも
けっこう楽しい時間を過ごしました。

結果は、貴金属の相場が値上がりしているので
結構な買い取り価格がついて、一緒にいた母も
びっくり。
中東の人たちは財産を金で持ち、必要な時それを売る
という話を昔聞いた時、金が財産という感覚のない私は
ピント来なかったものです。昔アブダビの金スークで求めた、
まるで風呂栓を繋げるチェーンのようなデザインの
ネックレスが、数十年の時を経て、それを実感させてくれるとは。
店を出て駅までの道すがら、あの時のスークの光景が
浮かんできて、お小遣いができて得しちゃった気分
ではなく、時間の経つことの不思議、時間が経ったこと
への切なさみたいな感情を味わっていました。

つづく

(は)











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