cafe column  カフェ コラム

cafe d apresmidi のブログです♪
| top | about | concept | profile | order | link | back no | shop | shop s |
TOPスポンサー広告 ≫ 日本民藝館展 講評会2TOP報告 ≫ 日本民藝館展 講評会2

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 | Comments(-) | Trackbacks(-)

日本民藝館展 講評会2

そう言えば私小学生の頃から
「昔からある材料で作られた日常品」
に心引かれるところがあったなあ・・・
化繊じゃなくて、自然の繊維。
ステンレスじゃなくて、竹。
合板じゃなくて、無垢の木材。
プラスチックじゃなくて、磁器やグラス。
経木で包まれる魚。
本物の葉蘭(寿司の飾りにつかう緑の葉っぱ)

高度成長期の技術革新で産み出され、
大量生産できる「もどき」の安っぽさに嫌悪感が
あったのだと思います。無知な自分でしたが、
その感覚はずっと変わらなかったということです。

うっすらと昔のことまで思いだし、素晴らしい展示品の
数々を眺めながら、改めて「民藝」の意味を実感したのでした。
私のネガティブな思いは「お安い民芸品」に対してであって、
主催者が謳っている
「用に促し、繰り返し作り得る物」
である「民藝」はそれとは別物であると。

これに気づいただけでも、講評会に来た甲斐があった
というもんです。一つ閉まっていた扉が開いて
感覚が広がった感じです。

午前中の全体講評では、
「民藝展も趣旨に添った作品集めにけっこう大変なんだ」ということが
わかったものの、民藝展しろうとの私は
作り手→配り手→受け手(使う人)
という流れの中でこの民藝展に入選したということが
どのように作用してくるのか、また民藝展がどのような
立ち位置(役割)にいるのかが、すっきりとわかっていません。

さてさて、昼になり弁当です。
弁当というと、安っぽい弁当を想像していた私は
きちんと包んで紐がけされた折り詰めと食後の甘味と
そば猪口で供された香りの良いほうじ茶に
意表を突かれ、激しく納得。 おお〜 さすがじゃ!!!
折り詰めは茶巾寿司でした。
集まった人数は100名以上ですから、そのお茶だしの手間はいかに!
でしょ。
講評会出席の料金が高くね? とか言ってたのは、そうです
まぎれもなく あたくしでございます。 今取り消しましょう。
高くありません。

午後は部門別の講評です。
織り部門は着尺、服地、ショールやマフラーなどが中心で、
ラグは、小さなノッティングマットは出品されてますが、
玄関ラグサイズの物は毎年出品されないようです。
作り手がいないのでしょう。ことしも先生と私だけだった
ようです。
まず入選作(A)から、出席者一人づつの出品作品を
講評していきました。全員が出席しているわけではなく、
また、出席しているからといって、入選しているとは
限らないのですが、それでもかなりの人数です。
ここは入選作ですから、作品完成後の具体的な処理や
製作過程などについて質問、疑問、アドバイス
が、講評者からの一方通行でなく意見交換されていきました。
講評者お二人のお人柄もあり、けっこうまじめに聞いていた
私ですが、いやあ〜こりゃ時間かかるわ。

さて次は準入選(B)の部屋へ。
ここはですね、準入選の悲しさで、作品が展示してあるだけで、
名前等の館準備のプレートがないんですよ。ひょえ〜〜〜
作品を搬入する時に作品の裏に自分で付けたタグだけ。
ですから、自分で手を挙げて「これです!」と
意思表示をして講評してもらうわけです。
私のラグは、ラグにしては柔らかい手触りだったので、
そこのところをどうしたらいいかと具体的に
アドバイスしていただきました。
でもですね、このB作品の講評、マジ大変でした。

かなりの人数の方が「なぜBなのだ」と思っていらっしゃる様子。
自分はこんな細かい、根気のいる、またはみんながやってなさそうな
作業を経て作ったのだと。あるいは、消えかけてる伝統の火を
消してはいかんという思いでやっておると。
そうやってつくり上げた作品がなぜBなのかと。
中には同じようなことをやってるあちらの団体はAで、
なぜうちらはBなのか、とおっしゃりなかなか納得されない
方もおられました。
講評者のお二人は、決して上からの意見は述べず、
イライラした様子もみせず、最後まで物を作っている人たちへの
気持ちを尊重し、「まだまだですよ」とか「良く出来てるけど
商品としての魅力に欠ける」とか身もふたもないことは
決して口にだしませんでした。すごい!!私にはできましぇん。
わからない事は、「わからないから、知ってる人に聞いておきます」
とか、本当に自分で物を作って生活してきた方達なんだなあ
と感服つかまつりました。
たっぷり4時までかかり、最後に「選外の作品の講評もしますので
希望者はどうぞ」という一言もあり 講評会は終了いたしました。

しつこいようですが、これだけやってもらえるなんて、
この出席料は安い。

さて次回はおまけのラストです

(は)




Comment













非公開コメントにする

Trackback

Trackback URL

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。